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天然温泉&露天風呂 今庄365温泉やすらぎ

〒919-0192 福井県南条郡南越前町板取

お問い合せ TEL 0778−45−1113

天然温泉のある露天風呂やサウナ、大広間のある温泉センター。

 

 春は新緑、秋は紅葉、そして冬は雪景色。四季折々の大自然を眺めながらゆったりと温泉気分を満喫できるのが、今庄365温泉やすらぎ。雄大な山々を一望できる露天風呂はもとより、ゆったりした広さのサウナも完備しています。今庄365スキー場でスキーを楽しまれた方、アルペンローズ365でキャンプをされた方にも便利な温泉です。

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《入館料》  大人600円 小人300円
《営業時間》 平日…午前11:30から午後8:30
《休館日》 毎週火曜日 (祝祭日の時はその翌日)

林道 栃ノ木〜山中線

 林道栃ノ木・山中線は、滋賀県と福井県の県境にある栃ノ木峠から南越前町山中(山中信号場跡近く)までの総延長15、5qの完全舗装された広域林道で、自家用車での一般走行が可能です。栃ノ木・山中線沿線には、万葉道の山中峠(林道入り口付近)、旧北陸道の笠取峠、木の芽峠、旧北国街道の栃ノ木峠(林道終点)があり、木ノ芽峠周辺では僅かな史跡も残されています。今庄365温泉やすらぎがある今庄365スキー場のゲレンデからも木ノ芽峠近くの休憩用駐車場まで完全舗装された道路(林道足谷線)があり、休憩用駐車場に車を停めて、木ノ芽峠の峠道にある言奈地蔵、木ノ芽峠、今庄365スキー場の最高地点にある鉢伏山の山頂などへ山歩きが出来ます。

木ノ芽峠 「言奈地蔵」 言うな地蔵のいわれ
 このお地蔵様は弘法大師であるという。昔、大金を所持した旅人を乗せて、この峠を越えた馬子があった。馬子はその旅人を殺して金を奪ったところ、地蔵の面前であったことに気付き、「地蔵言うな」 とひとり言を言った。すると地蔵は、「地蔵は言わぬがおのれが言うな」と言い返された。感きわまって改心し善人に立ち返った。其の後、年を経て再びこの峠を越した時、年若い旅人と道連れとなり、よもやま話をして地蔵の前に来た。馬子は霊験あらたかな地蔵であることを告げると、旅人はその言われを問うた。馬子は先年の悪事を語り、ありし次第を告げた。この旅人こそ先年殺された旅人の息子で、親のかたきを尋ね歩いていたのである。
 息子は天にも昇る心地がしたが、このような山中で敵を討つよりは共に敦賀まで出てから名乗りをあげてこれを討ちとったとのことである。

旧北陸道・今庄宿場町の道(コース延長18km)

今庄宿から南今庄の二ツ屋関所(南越前町二ツ屋)を経て木ノ芽峠の峠道を敦賀まで進む旧北陸道は、標高約630メートルの山越えの道となります。今庄駅付近の宿場町から北陸街道と北国街道の追分である分政の道しるべより南今庄方面に進み、その先の鹿蒜(かひる)神社(この地で殺害された朝倉義景の遺族の位牌を安置)〜旧二ツ屋宿跡〜二ツ屋関所跡〜言奈地蔵〜木の芽峠城塞群跡(朝倉・織田・一向一揆の城址)〜木ノ芽峠(福井藩の茶屋番を勤めた前川家)〜敦賀市新保へ続くコース延長18kmの旧北陸街道跡の山歩きの道です。今庄から県道207号線で二ツ屋集落まで、また二ツ屋集落を通って二ツ屋関所跡までは自家用車での通行が可能ですが、その先の車道はありません。また二ツ屋関所跡には駐車スペースもありません。
※南越前町二ツ屋から二ツ屋関所跡までは自家用車で行けますが、その先の車道はなく、駐車スペースもありません。
直接木ノ芽峠を見たい方は、今庄365スキー場のゲレンデから木ノ芽峠近くの言奈地蔵の休憩用駐車場まで林道足谷線で車で上がり、そこから徒歩で歩くことが出来ます。
嶺北最南端の口留番所が置かれていた板取宿跡は、北国街道沿い(現在の国道365号線沿い)に位置するため、旧北陸道の木ノ芽峠からは、約3q山を下りた場所にあります。

国道476号線

 旧北陸本線は険しい木ノ芽峠を避けて海側の山中峠を越える杉津を経由するルートで建設されましたが、1962年に木ノ芽峠直下に現在の北陸トンネルが開通、1977年には、北陸自動車道の敦賀トンネルが木ノ芽峠の直下に完成。そして2004年には、従来は滋賀県の木ノ本へ通じる国道365号線しかなかった今庄(現在の南越前町)に、国道476号の木ノ芽峠トンネルが完成して、今庄〜敦賀間は、短時間で移動出来ることになりました。

国道365号線(北国街道)

 歴史を遡れば、中世、室町時代後期ごろの、府中(武生)から近江に向かう道は、今庄から木ノ芽峠を越えて敦賀を経由するルートでしたが、近世になって、織田信長のもとに駆けつける際の距離を短縮するために、柴田勝家によって栃ノ木峠を越えるルート(旧北国街道)が開発され、その後、この敦賀を通らない栃ノ木峠越えの道路が滋賀県への幹線道路となりました。天正6年(1578年)、柴田勝家が越前北の庄に封ぜられた時、安土、京都方面への近道として道幅3間と言われる大道に改修して、旅人の往来で大変賑わったと言われています。福井県と滋賀県木ノ本の境目にある栃の木峠には、樹齢500年、樹高25m、周囲約7mにも及ぶ栃の木の大木がありました(令和元年枯死)。奥深い山間の谷を見下ろすように立つこの木は、府中城や北の庄へと至る、前田利家、柴田勝家、そして秀吉一行の姿も、見ていたのでしょうか。
※現在の国道365号線は、この旧北国街道に沿って作られていて、今庄365スキー場入り口から敦賀方面に800m、木ノ芽トンネル手前にある国道365号線への分岐地点から栃ノ木峠まで約4、2km、栃ノ木峠からその先滋賀県に入り椿坂トンネルを抜け柳ヶ瀬トンネルの滋賀県側入り口がある木ノ本まで約11、4kmの道程です。

365号線

365号線

365号線

栃の木大木(令和元年枯死)

国道365号線の峠道

今庄の板取地区

敦賀市刀根〜柳ヶ瀬トンネル〜国道365号線〜栃の木峠

 玄蕃尾城跡への林道入り口がある柳ヶ瀬トンネルの福井県側入り口へは、敦賀市疋田交差点から国号8号線〜敦賀柳ヶ瀬線の県道140号を通り、刀根方面に進みます。今庄から国道365号線で、栃ノ木峠を経由して木ノ本方面へ向う場合、柳ヶ瀬トンネルの木ノ本側(滋賀県側)で県道140号に合流するため、玄蕃尾城跡へ行く場合は、柳ヶ瀬トンネルを福井県側へ走行して福井県側トンネル入り口へ戻る道順になります。柳ヶ瀬トンネルの福井県側入り口にある玄蕃尾城跡への案内看板から玄蕃尾城跡への登山口がある駐車場まで林道で約1、9kmです。

柳ヶ瀬トンネル

柳ヶ瀬トンネル

柳ヶ瀬トンネル

玄蕃尾城跡への入り口

玄蕃尾城跡

玄蕃尾城跡

交通のご案内

北陸自動車道今庄ICから今庄365スキー場入り口まで約12、4q、今庄温泉やすらぎまで約13、7q

北陸自動車道敦賀ICから今庄365スキー場入り口まで約13q、今庄温泉やすらぎまで約14、3q

北陸自動車道今庄ICからJR今庄駅まで約4、6q

JR今庄駅から今庄365スキー場入り口まで約8、6q、今庄温泉やすらぎまで約10q

JR今庄駅から南今庄駅を経由して山中信号機跡近くの林道栃ノ木〜山中線入り口まで約8、8q

林道栃ノ木〜山中線の総延長は約15、5q

林道栃ノ木〜山中線の林道入り口(山中信号機跡近く)から木ノ芽峠休憩用駐車場まで約10、5q

林道栃ノ木〜山中線の栃ノ木峠入り口(福井滋賀県境)から木ノ芽峠休憩用駐車場まで約4、5q

今庄365スキー場入り口からスキー場内を通って木ノ芽峠休憩用駐車場まで約3、6q

滋賀県余呉町の柳ヶ瀬トンネル入り口近くから国道365号線で今庄365スキー場入り口まで約16、4q

滋賀県余呉町の柳ヶ瀬トンネル入り口から敦賀ICまで、刀根〜疋田を経由して約14、8q

滋賀県余呉町の柳ヶ瀬トンネル入り口から敦賀ICまで、刀根〜杉箸を経由して約17、5q

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