福井  福ふくガイド http://www.fuku2.co.jp/  福井
福井県南越前町河野 中村家住宅

〒915-1111 福井県南条郡南越前町河野2-15

河野観光協会 TEL 0778-48-2240

日本海五大船主、栄華を極めた右近家の屋敷と歴史的資料を公開

 

 右近家と並んで河野浦を代表する北前船主、中村家は越前海岸、南越前町河野にある北前船主通りに位置し、海に向かって2階建ての主屋と望楼を持つ3階建ての離れ、集落道を挟んで海側には土蔵を連ねた格式高い正門が海に向かって建ててある建物群です近代的な形式や造形が取り入れられた和風建築としての高い価値が評価され、平成27年7月8日に国の重要文化財に指定されました。

中村家住宅の画像

中村家住宅は、特別イベント時のみ一般公開されます
北前船主の館右近家と同じ北前船主通りにあり、外観の見学はいつでも出来ます

中村家住宅

 中村三之丞家は、明治以前は代々三郎右衛門を名乗り、伊予国河野水軍の流れを汲み、南北朝期の金ヶ崎合戦に参戦後、河野浦に住んだと伝えられています。江戸時代には河野浦の「高持」の家で、一時期庄屋役を務めました。また幕府の巡見使や福井藩主の上使宿を努めたこともあります。さらに江戸時代から昭和の初め頃まで、廻船を所有し、右近家と並んで河野浦を代表する北前船主です。
 同家の建物は河野浦北町の集落道を挟んで山側には居宅となる主屋と新座敷、および土蔵2棟が建ち、海側に表構えとなる薬医門と土蔵4棟が海風から主屋を守るように建っています。主屋は、明治20年(1887年)の建築で、切妻造り瓦葺で2階建ての平入りです。また御影石の石積みの基壇上に、主屋正面の玄関弐台と大戸口が並ぶ構えとなっています。内部は板張りの広い台所や本座敷、仏間など8室の座敷と庭があります。主屋横の新座敷は、大正2年(1913年)の建築で、一、二階は客室座敷、三階は日本海を望む望楼座敷からなる建物です。
各階とも数寄屋造りでらせん状の洋風階段で結ばれています。これら建物群は、平成27年7月に、国の重要文化財に指定を受けています。
(河野歴史資料館の資料より)

重要文化財 北前船主の館右近家の情報

《南越前町の海辺にある越前蟹・地魚料理が美味しいお薦めの宿》

南越前町、越前海岸でのご宿泊、お食事、かに料理は…

ホテル はま屋

平成17年1月、河野村は今庄町、南条町との町村合併により 南越前町 となりました

 TOPへ戻る

 福ふくガイド管理人室

 福井県マップ

このページへのご質問等は管理人室の掲示板へどうぞ♪
Copyright (C)2002 fuku2.co.jp All rights reserved.