敦賀市散策 池河内湿原 |
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敦賀観光案内所 TEL 0770-21-8686 |
敦賀観光協会(社) TEL 0770-22-8167 |
自然植生やそれに近い植生、学術上貴重な種または個体の生育地 |
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池河内湿原は敦賀市の市街地から国道476号線をJR北陸線に沿って今庄方面へ約5分程進み、JR北陸トンネル樫曲斜坑入口の看板(写真1枚目)から脇道へ進んだ標高約300m地点にあります。周囲を低山群に囲まれたこの湿原は、周辺からの湧水や周囲から流れ込む水によって潤されていて、湿原内に施設されている木道から動植物の保護管理、観察が出来ます。 |
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湿原の大部分は主にハンノキの湿生林で、高木層はハンノキが純林状に優占し、低木層はイヌツゲやヤブデマリ、ミヤコイバラ、ノリウツギなどの低木が生育しており、多様な湿生植物の群落が形成されています。 |
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池河内湿原(いけのこうち) |
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■ 県の自然環境保全地域に指定 |
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1965年に県の自然環境保全地域に指定され、保護対策が講じられています。木道が施設されて植物を観察できるようになっていますが、湿原内への踏み込み、ミズゴケなどの湿原植物の採集は禁止されています。これからも保全に務めるべきでしょう。現在周辺から富栄養な水が流れ込まないように配慮もされていて、公衆トイレも地元の人たちにより、綺麗に管理されています。 |
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国道476号線 (木の芽トンネル) |
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敦賀市と今庄町を結ぶ「木の芽峠トンネル」が平成16年3月26日、開通しました。トンネルの長さは 約1、8kmで、とても快適な道路です。敦賀からは国道476号線に入り、葉原小学校跡を右折した地点から約3分、武生・今庄方面からは365スキー場を越えそのまま直進すると、すぐこのトンネルに入ります。従来、今庄から敦賀に出るためには、旧北陸線の廃線跡を利用した県道207号線を通るしかありませんでしたが、このトンネルの開通により国道8号線の渋滞もいずれ緩和されていくでしょう。 |
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